マルタテイスト は、現在準備中です。
2022/04/18 19:51
マルタはイタリアの南93kmの地中海に浮かぶ小さな島国です。

基本情報
■首都:バレッタ(Valetta)(街ごと世界遺産登録されている)
■人口:約44万人 マルタの人口 (富山県富山市、愛知県豊田市とほぼ同じ)
■面積:316km2 (東京23区の約半分、淡路島の3分の2、ロンドンの5分の1)
■宗教:ローマンカトリック(国民の約98%)
■言語:公用語はマルタ語と英語(イタリア語もよく通じる)
■通貨:ユーロ(2004年EU加盟)
■政治体制:共和制(1964年イギリスから独立)
■時差:-7時間(3月の最終日曜~10月最終日曜日:サマータイム)
-8時間(それ以外)
マルタの写真
治安・安全
日本並みの治安の良さ
基本的に治安は良好で、かなり安心して過ごせる国です。2014年のFBIの犯罪率をもとにした「世界の安全な国ランキング」1位は日本でしたが、マルタは6位でした。
マルタ第2の島ゴゾ島では、今でも家に鍵をかけないで外出しても泥棒に入られないといいます。
マルタは島国ですから、悪事をはたらくと島に住めなくなるからなのだとか。
一昔前の日本の田舎のように、どこの誰が何をしているのか、皆が気にかけて暮らしているようです。
本島であるマルタ島では少し事情が違いますが、それでもほとんど事件や犯罪のニュースは聞きません。
時々海外で日本は電車の中で居眠りできるほど安全だと報道されますが、マルタでもバスの中で居眠りしている人をよく見かけます。
安心・安全なこともマルタの魅力の一つです。
とはいえ、場所がどこであれ言えることですが、最低限の注意は必要です。
飲める水道水
ただし雨が少ないマルタでは水は大変貴重ですから、無駄にしないように使いましょう。
ほとんどのホテルにはバスタブも備えられていますが、マルタの人は滅多にお風呂には入らずシャワーだけだといいます。
また海に囲まれているので、水道水も塩味がするといわれていますので、気になる方はミネラルウォーターを飲まれる方が良いでしょう。
高い医療水準
マルタの医療水準は高いことで有名ですから、万一病気や怪我の際も一応は安心なレベルで治療を受けることができると思います。
Mater Dei Hospital(メーター・デイ病院)

国民性
基本的に陽気で真面目な国民性です。
マルタは小さい国ですが、マルタ島の人とゴゾ島の人は少しキャラクターが違う気がします。
ゴゾの人達の方が、どちらかというと素朴でおとなしい印象がありますが、親しくなると家族のようにむかえてくれます。
ざっくりしたイメージで伝わりにくいかもしれませんが、敢えて言うならば、マルタはイタリアに近くイタリア的な要素もありますが、長い間植民地であったイギリス的なところもあるように感じます。
ワインの国とビールの国も両方の特徴を持った、陽気で真面目な国民性です。
マルタの通貨とVAT(付加価値税)
マルタ・リラからユーロへ
マルタは10年前にEUに加盟して、通貨はマルタ・リラからユーロに変わりました。
お土産にも人気のマルタコイン
ユーロのコインの裏面は恰好独自のデザインになっているので、収集している方も多いですね。
マルタのコインは特に発行数が少ないので、余った小銭は持ち帰ってもお土産や記念になります。
下の写真の、上段左から2ユーロ、1ユーロ硬貨で、マルタ十字のデザインです。
中段は左から50セント、20セント、10セントで、マルタの国章のデザインです。
盾の周りを囲むリーフは、左側が平和の象徴であるオリーブの葉、右側が祝福を表すナツメヤシの葉です。
盾の上部にある王冠のように見えるのは、城塞都市である首都ヴァレッタです。
下段は5セント、2セント、1セント硬貨で、ムナイドラ神殿(Mnajdara Temple:イムナイドラ神殿)と、海の波を表すデザインになっています。
マルタのVAT(付加価値税)
2020年1月現在、マルタのVATは18%です。
日本の消費税に比べると高いと思いますが、最低率の17%はルクセンブルグで、マルタはその次に低い税率となっています。
因みに最高税率は、ハンガリーの27%です。(2020年1月1日現在のStandard Rate)
旅行者に関係あるVATの還付は、ざっくりいうと、EU圏外からの旅行者に対する免税措置です。
物品の購入が該当しますので、お食事代や宿泊費は含まれないのですが、マルタを訪れてたくさんお買い物をされた場合は帰国時に手続きをすると良いですね。
マルタの空港2階の出発ゲート付近にCUSTOMSがあり、そこで手続きをすることができます。
変圧器・変換プラグ
マルタのコンセントの形状は、基本的にはBFタイプのプラグで対応できますが、Cも使えるところが多いです。
マルタだけに滞在の場合はBFタイプを持っていけばいいのですが、日本からの経由地でも使うという場合は、やはりCタイプがあると便利です。
ヨーロッパはCタイプが使えますし、経由地として選びそうなトルコ、UAE(アラブ首長国連邦)などでもCタイプは使えることが多いです。
またマルタの電圧は240Vです。
旅行で必要になりそうなパソコン、携帯、デジカメなどの充電器は最近100~240Vに対応しているものがほとんとですが、全てが対応しているわけではないので、念のため確認して必要があれば変圧器もご用意ください。
特にドライヤーを持って行くという方は、ドライヤーは対応しているものが少ないようですから、気を付けてください。