マルタテイスト は、現在準備中です。

2022/04/18 18:53

★★★ Heritage Homes ★★★

マルタの石灰石からつくるキャンドルホルダー、ジュエリーケース、マグネット、ミニチュアなどを扱うHeritage Homes。

今では私の良き相談相手である社長のJoe(写真左)は、働き者の奥さんや、長年の相棒(写真右)と共にクラフトビレッジの店を切り盛りしています。

腕の良い職人でもあったJoeは、旅行好きで明るい人柄。マルタの人達から慕われる存在です。
その人柄とアイデアと行動力で、先代から会社を引き継ぎ発展させています。
最近移転し大きくなったクラフトビレッジのお店も、近い将来更に拡大し、一大観光スポットになる予定です。

優秀なビジネスマンでもありますが、雑貨の型は今でもJoe自ら掘り、彩色や磨きに至るまでマルタ国内で手づくりで行うなど、物づくりにこだわる職人気質を失わない社長です。

また、マルタの伝統工芸の保護だけでなく、更生プログラム支援などの社会貢献も行っている会社です。


★★★ Magro Brothers ★★★

ゴゾ島の村にまだちゃんとしたレストランがない頃、村で初めてのマルタ料理レストランをオープンさせたRoseは、何でも知っている頼れるマルタのお料理の先生です。
パティシエとしても活躍していて、お料理だけでなく、お菓子も独創的に作り上げます。
最近は特にチョコレートの研究に力を入れていて、フレーク海塩入りのチョコレートもRoseのアイデアで生まれました。

お隣でRoseにあまえるご主人のNoelは、マルタのトマト農家の取りまとめ役で、マルタのトマトの生育状況を常に見守ってくれています。
マメで優しく器用なので、彼の仕事は多岐にわたり、あらゆるところでマルチな才能を発揮しています。Noelを見ていると、マルタ人は本当に良く働くなあと感心します。
名前の由来はクリスマスイブ生まれだから。実は私と同じ誕生日。ということで、更にご夫婦との絆が深まっています。

★★★ Meridiana ★★★

マルタの3大ワイナリーの中で最も若い蔵であるMeridianaは、イタリアのアンティノーリをアドバイザーにむかえ、ワールドクラスのワインづくりを目指しています。

元英国軍の滑走路跡地の畑の脇にある蔵兼オフィスで、常に愛情たっぷりにブドウの成長を見守りながら、真面目なワインづくりを行いマルタでも評判の高いワイナリーです。

写真のKarlは広報も担う、情熱あふれる営業マン。本当にMeridianaのワインを愛しています。
お隣の美しい奥様と三人のかわいいお子さんをとても大事にする、心優しいマイホームパパでもあります。

奥さんのPetiaは大の日本好きで、高島屋の催事にあわせて、二人で来日してくれたこともありました。
「また日本に来たいので、頑張ってワインを売ってくれ」と会うたびに言われ続けていますので、皆さん是非ご協力ください(笑)

★★★ Marsovin ★★★

マルタで最も有名で大きいワイナリーと言えばMarsovinだと思います。
西洋美術館で特別販売したカラヴァッジョワインもMarsovin社製です。

残念ながら普段は入れない場所にありますが、本社の建物内にはマルタのワインの真髄がつまっていて、特別なセラーで厳重に保管されている年代物のワインが歴史を物語っています。

写真のBernaldは、元は中学のイタリア語の先生だった経歴を持つ異色の営業マンです。
趣味から入ったワインの世界を極め、社長直々にスカウトされて入社し、ワインの先生兼マーケティング担当を務めています。新人研修も彼の役目です。

一件おとなしそうですが、仲良くなると話が止まりません。早口でおしゃべりしても、一日があっという間に過ぎるほどです。

彼の奥様は政府機関にお勤めの才媛で、これまた日本びいきなのだそうです。
こちらも是非来日したいそうですので、ご協力お願いいたします。

★★★ Delicata ★★★

マルタで最も古い蔵で、今でも家族経営のワイナリーのDelicataは1907年に設立しました。

マルタ島やゴゾ島に点在する畑は、それぞれの土地の土壌や風などの気象条件を考え、それぞれに適したブドウ品種を育てています。
ワインはバラエティ豊かで、庶民派のワインから高級ワインまで手掛けています。また、様々な国際ワインコンクールでの受賞歴も豊富です。

写真のMichaelはDelicata家の次男坊です。
マルタ人にしては珍しく細身で、マルタ人男性にしては無口な方で、話すととても感じの良い青年です。
兄弟でお父さんの経営を支え、兄弟はそれぞれ品質管理や営業などを担っています。
見た目も性格も違う感じの兄弟ですが、役割分担しながら力を合わせ頑張っている素敵なファミリー企業です。

★★★ Filigree ★★★

マルタの銀線細工フィリグリーは、いくつかの工房と契約していますが、写真のRodneyもその一人。
同じくフィリグリー職人のお父さんは、元サッカー選手でマルタ代表。Valletta F.C.が優勝した時のキャプテンでもありました。
二人仲良く、銀を溶かし糸状に延ばすところから丁寧にフィリグリーをつくる、真面目な職人さんです。